転ばぬ先の杖

令和元年 5月
 今年も、青空に悠々と泳ぐ鯉のぼりの季節がやってきました。新緑の美しさ、自然界の息吹が伝わり、四季の素晴しさに感謝です。この季節は何かしら心弾む季節でもあります。社会に出て日常生活の変化にも慣れ、キラキラ輝く新社会人の方々にも心地よい刺激をもらいます。  このような若者もいれば、何か疲れ果てたように歩いていくビジネスマンも少なくはありません、彼らも社会に出た時には輝きをもって生きていただろうと思います。しかし、就職をするということにゴールを決めてスタートした人も多かったのではと思います。就職と言うゴールを目標でスタートすると、ともするとそこで達成となり、日常の繰り返しの人生になってしまっている大人たちも多いと言われます。人生が行き先のない旅になっているのではないでしょうか、私も二十歳代にはシッカリした人生の行き先などありませんでした。毎日与えられた仕事をこなし暇を見つけては、遊び友達と時を過ごすという勿体無い日々を送っていたのです。そんな日々に終止符を打つキッカケが出来たのです。父の事業の失敗で、多くの負債と会社再建という欲しくもない行き先が与えられました。そしてATSとの出会いです。 しかしそれがあったからこそ、今の自分があると思います。このことが起こらなかったら「人生の学び」など目も向けなかったと思います。成功する考え方を学ぶ事で、自分の持って生まれた能力の素晴しさを知り、人を大切に思う、大切にすることの尊さを学びました。自分思考が変わるとこれほど人生が明るくなるかと思いました。お陰様で素晴しい方々と輪が広がりました。自分思考が変わると、こんなに人生が輝くということを一人でも多くの方々に気付いていただきたいと思うのです。TVで子どもの虐待やいじめ・殺人事件などで逮捕された犯人を見ると精神の弱さ責任感の無さを感じます。このままでは日本がどうなるかと危機を感じます。これは私ばかりでは無いと思います。今こそ私達一人一人が周りの人々にATSの必要性と素晴しさを伝えるときです。  何かが起こってからでは遅いのです。お互いに精神のシッカリした人間とのきずなを持って、支え合い助け合える輪を作る事が必要です。何かが起こってからご相談にお見えになる方も多いのですが、「転ばぬ先の杖」が大切です。この五月〜六月は「ATS普及月間」としてスペシャルセミナーを開催します。詳しくは地区責任者にお尋ねください。 人生は素晴らしいものです。楽しく生きなきゃ損です。一緒に楽しく生きていきましょう。
前回のコラムはこちら>>>