新年のご挨拶

2015年 1月
昨日と変わらず今日もいつものように朝を迎えます。何も変わってはいないのに、不思議なことに一月一日という日は、何とも嬉しく清々しい始まりになります。日本人にとっては特別で大切な日です。何事も無く、穏やかに新しい年を迎えることに感謝して、この一年の無事と実りを願う。農耕民族の遺伝子を受け継いだ、日本人なればこその新年の迎え方ではないでしょうか。日本人といえば昨年大変感動したことがありました。日本の国技大相撲の九州場所で、横綱白鵬が優勝回数日本一で各界の父と仰いでいた大鵬の優勝記録に並んだ時のインタビューは、過去聞いたことが無い、素晴らしいコメントで、大変感動的でした。母国モンゴルの人々・日本国家・天皇陛下・相撲協会・ファンの皆さんに対して通り一遍の挨拶や感謝ではなく、歴史から振り返り、国技に携われることへの喜びと感謝あふれる挨拶に、日本人としての自分の在り方に、襟を正されたような思いでした。そして今後のATSのあり方をも考えさせられました。今年は、ATS創立三十周年を迎えます。受講生の皆さまへのアフターケアの充実や、新しい形の勉強会開催や地域社会に対して少しでもお役に立てるように、ATSがやらねばならないことを様々な角度から考えて、感謝の心を持って活動させていただきます。新たな活力あふれるATSを目指して頑張ります。今年も何卒よろしくお願い申し上げます。
皆さまのご健康とご発展を心よりお祈り申し上げます。
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