道徳精神の真髄

2014年 1月
清々しい春をお迎えのこととお喜び申し上げます。
今年はATSの飛躍の年、到来です。自己保身で精一杯の政治家の方がやっと国の行く末を考えはじめられました。一分の学校ではありますが、道徳教育を導入することになりました。これはすごいことです。社会には「ありがとう」のいえない子供「こんにちは」がいえない子供。ここで言う子供というのは二十歳以上の人も含んでいます。親はこの子は引っ込み思案だからと甘くかばうだけです。一番かわいそうなのは本人です。私達の頃は、あいさつ、お礼は小学校に入ったときにはそれなりに出来たものです。
しかしこの道徳教育もその教育が出来る先生が高齢化で激減されています。もっとも必要なことは、大人をどうするかということです。子供は素直ですからよき影響を受けやすいのですが大人は違います。季節の挨拶の大切さ、心配りなど、多くの若者がその真髄を分かっていません。この弱小国日本が生きてこれたのはこの道徳が大きく作用しているのです。一ひねりでつぶせる国ですが、どの大国も大切にしています。流行語で言えば「お も て な し」です。権利ばかりを主張する人が多い世界でこの経営の神様といわれた松下幸之助翁が経営の指針として掲げられている共存共栄の大切さ、これぞ道徳精神の真髄であり、大きな力なのです。ATSこそ大人の道徳教育が出来るプログラムです。
皆さまのますますのご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
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