街に出ると色とりどりのコートが行きかい、ショーウインドウにはクリスマスに向けた飾りで活気を感じます。
今年はラグビーワールドカップでの日本の活躍に日本中が大盛り上がり、そこへ今年のノーベル賞が発表になりました。今年も日本人の吉野彰さんがノーベル化学賞を受賞をされました。世界でも人口の少ない国に数えられる小さな日本。しかし受賞者数は世界で7位になりました。日本は誇らしい国です。受賞された吉野さんのインタビューの家族や研究室の仲間への感謝いっぱいの言葉や心からの爽やかな笑顔が、まるで若者のように感じられ、松下幸之助氏の「若さは心が決める」ということばを思い出しました。まさにその通りと思います。その笑顔に日本中から称賛の声が上がっていました。
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現代には感動することが軽率な事のように、何を見ても感動できない大人達や二十歳にも満たないのにまるで老人ように生気のない表情をして、夢も持たず一時の快楽に逃避する若者、こんな日本にも日本人としての誇りをもった大人達がいらっしゃる事を知らしめられたように感じました。こんな心を持った日本人が増えることで、日本人固有の友愛精神が育ち、ひいてはこの国は良くなり自分自身の幸せにつながり、明るい国作りにつながると確信しています。そのためにATSは普及活動を担う大切な役目と考えます。
さて、令和元年も残すところ後六十日弱となりました。今年を振り返ってみて、皆様はどんな年でしたでしょうか、良き年の締めくくりが次の良き年を呼ぶといわれます。良きところはもっと伸ばし、悪しきところは改善を考え、実行計画を練り良い年を迎えるようにと考える時期でもあります。忘年会にクリスマスパーティーにと楽しい事もありますが、年末に向かって何かと忙しくなります。この締めくくりこそ明日の成功につなげる大切な行動です。お互いに、良き年だったと言えるように頑張りましょう。朝夕の気候の変化が大きい時期です。どうぞご自愛ください。 |